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房総頼朝伝説(5)たちあがれ関東党首、源頼朝さんの「田舎に泊まろう!」

房総に上陸し、安房国を掌握し北上を開始するまでの約2週間、頼朝はどこに泊まっていたのでしょう?

まず初日、勝山の猟島で地元民を巻き込んだ大騒ぎをした後、近くの神明の森(神明神社)で一夜を明かしたといわれています。
他に駒立屋敷、左右加亭という説もありますが、とにかく上陸地付近で3日ほど民泊したのは間違いないようです。(私、残念ながらこの3箇所いずれもまだ探し出せていませんorz)

その後、頼朝の乳母の子で「幼少より昵懇」の間柄と吾妻鏡に記されている安西三郎影益の居館に移ります。
安西氏の居館は頼朝が上陸した猟島からも見える勝山にあったとされていますが、安西影益と頼朝一行に合流するのに4日ほどかかっています。
これはちょっと不自然過ぎるので、実際の居館は現在の南房総市池之内にある平松城址だったのではと考えられています。
頼朝はココを再起の拠点として後ろ盾の無い書状を乱発したり、勝手に租税を徴収したりしていたようです。

1_20100417221441.jpg県道296号に案内板が立ってます。
この先、バイクをとめられる所が無い現役農道ですので歩ってくよ。

案内板通りに入ってすぐ右に曲がり、道なりに進む。
ここには頼朝を隠すために作ったという「姫ケ井」なる井戸があるそうだけど・・・
3_20100417221440.jpgこれはさすがに違うだろw

急角度で右に曲がってる道を上ると
2_20100417221440.jpgようやく第二の案内板

左にみかん畑を見つつ登っていくと・・・DSCN0987.jpg

4_20100417221439.jpgようやく到着。

思ったより狭い。かなり狭い。
実際に頼朝が宿泊した居館は、途中で見たみかん畑にあったのかも?
DSCN0991.jpgいずれにしても、830年前の夏、日本で最もアツかった現場はココだ!



丸御厨、二衛門島、立野家とかはまた後ほどm(_ _)m
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