房総頼朝伝説(31) 百坂の蟲
以前の房総頼朝伝説(15)で訪れた富津の「百坂」。
ログハウスメーカーの駐車場から先、通行不能と思って探索を断念してしまいました。
今回は反対側、つまり南方面から確認してみました。
google mapを見ると、百坂の南側の入り口には秋葉神社というのがあります。
ただ、その先は拡大しても道が消えちぇるんですが・・・
スマホのgoogle ナビに「富津 秋葉神社」で、とりあえず近くまで進みます。

秋葉神社はこの奥です。
・・・こっからはバイク置いて徒歩で向かうことにしました。
24mm広角レンズだと広そうに写りますが、実際は狭い道なんスよ。
通りすがりに軒下見たっけ、
((((;゜Д゜)))うっわ、スズメバチの巣じゃん!

よく見ると、スズメバチが巣の表面這い回ったり空母の離着艦みたいに数秒おきに出入りしてる。
タダ券配ってる昼12時台の吉野家並に混雑してる、スズメバチが。
いやこの先ヤバいかも、やっぱ夏秋の藪漕ぎは蜂とか蛇とか怖すぎる!
でもまあ、なんとなく進む。
・・・この辺り、すでに結構きつい坂道なんだよな。

写真で高低差の表現ってホント難しいな。
これは後ろ振り返ったトコ。

やがて民家が出てきて・・・

その奥、左が秋葉神社。
参拝しようかと思ったが、

確実に5,60段はある急な階段、夏場は危険なので断念。
さて、肝心の「百坂」があるはずの方向を見ると・・・

(;´Д`)・・・
舗装が途切れてる・・・いやこれ道に見えない。
(出光富津線というのは、道路じゃなくて東電の送電線らしい)

でもよく見ると、地面にキャタピラの跡。
つまり、この先に何かあるという事やね。

意を決して中に入って行く。
この日は時々雨が降っていたので、ちょっとだけぬかるんでいた。

なるほど、確かに坂だ。頼朝軍はこの隘路を超えていったのか。
特別歩きにくくは無かったけど、虫が羽音ブンブンさせて集まってくる。
立ち止まって写真を撮ろうとすると、肌の露出した部分に蚊が何匹も群がってくる(´д`;)
絶えず手足を振り回しながら歩くしかない。外から見れば、阿波踊りそのものだったろう。
やがて本格的に行き止まり感漂ってきたが、もう止まらない。てか虫の攻撃が凄過ぎて止まれない。
ヒーかいい!(ili゜Д゜)体のあちこちがかいい!!

超必死に阿波踊り移動してたら、いつのまにか下り坂になり、虫も減ってきた。
何か明るいぞ、やっと抜けれる予感!

・・・突然視界が開けた。
100m程向こうに、車が一台停まってる駐車場がある。
去年訪れた、ログハウスメーカーの駐車場だ。
草に覆われているが、道は向こうまで続いている。

・・・百坂は生きていた。
あっちこちボリボリ掻きながら感慨に浸る。
しかし達成感は無い。
だってバイクのトコまで来た道戻んなきゃならん、あの虫地獄を越えて(つд`)

頼朝軍はこの後すぐ三百騎坂も越えてるんで、かなり虫の害に悩まされたんじゃないかな。

体中ボリボリ掻きむしりながら進む大軍団、何か今まで想像してなかった行軍の様子が見える気がします。
より大きな地図で 房総頼朝伝説 を表示
ログハウスメーカーの駐車場から先、通行不能と思って探索を断念してしまいました。
今回は反対側、つまり南方面から確認してみました。
google mapを見ると、百坂の南側の入り口には秋葉神社というのがあります。
ただ、その先は拡大しても道が消えちぇるんですが・・・
スマホのgoogle ナビに「富津 秋葉神社」で、とりあえず近くまで進みます。

秋葉神社はこの奥です。
・・・こっからはバイク置いて徒歩で向かうことにしました。
24mm広角レンズだと広そうに写りますが、実際は狭い道なんスよ。
通りすがりに軒下見たっけ、
((((;゜Д゜)))うっわ、スズメバチの巣じゃん!

よく見ると、スズメバチが巣の表面這い回ったり空母の離着艦みたいに数秒おきに出入りしてる。
タダ券配ってる昼12時台の吉野家並に混雑してる、スズメバチが。
いやこの先ヤバいかも、やっぱ夏秋の藪漕ぎは蜂とか蛇とか怖すぎる!
でもまあ、なんとなく進む。
・・・この辺り、すでに結構きつい坂道なんだよな。

写真で高低差の表現ってホント難しいな。
これは後ろ振り返ったトコ。

やがて民家が出てきて・・・

その奥、左が秋葉神社。
参拝しようかと思ったが、

確実に5,60段はある急な階段、夏場は危険なので断念。
さて、肝心の「百坂」があるはずの方向を見ると・・・

(;´Д`)・・・
舗装が途切れてる・・・いやこれ道に見えない。
(出光富津線というのは、道路じゃなくて東電の送電線らしい)

でもよく見ると、地面にキャタピラの跡。
つまり、この先に何かあるという事やね。

意を決して中に入って行く。
この日は時々雨が降っていたので、ちょっとだけぬかるんでいた。

なるほど、確かに坂だ。頼朝軍はこの隘路を超えていったのか。
特別歩きにくくは無かったけど、虫が羽音ブンブンさせて集まってくる。
立ち止まって写真を撮ろうとすると、肌の露出した部分に蚊が何匹も群がってくる(´д`;)
絶えず手足を振り回しながら歩くしかない。外から見れば、阿波踊りそのものだったろう。
やがて本格的に行き止まり感漂ってきたが、もう止まらない。てか虫の攻撃が凄過ぎて止まれない。
ヒーかいい!(ili゜Д゜)体のあちこちがかいい!!

超必死に阿波踊り移動してたら、いつのまにか下り坂になり、虫も減ってきた。
何か明るいぞ、やっと抜けれる予感!

・・・突然視界が開けた。
100m程向こうに、車が一台停まってる駐車場がある。
去年訪れた、ログハウスメーカーの駐車場だ。
草に覆われているが、道は向こうまで続いている。

・・・百坂は生きていた。
あっちこちボリボリ掻きながら感慨に浸る。
しかし達成感は無い。
だってバイクのトコまで来た道戻んなきゃならん、あの虫地獄を越えて(つд`)

頼朝軍はこの後すぐ三百騎坂も越えてるんで、かなり虫の害に悩まされたんじゃないかな。

体中ボリボリ掻きむしりながら進む大軍団、何か今まで想像してなかった行軍の様子が見える気がします。
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